杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

hocco

杉原亜実 hocco

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実















映画、絵、そして高校野球。
好きな世界と向き合う彼女の素顔。






雑多な日常のなかで、ふと静けさを求めたくなる瞬間がある。
そんなとき、彼女が向かうのは新宿御苑や昭和記念公園といった、
都心にありながら自然に包まれることのできる場所。

「人混みにいることも多いので、休日くらいは
静かで安らげる場所に行きたくなるんです」
学生時代、初めてのアルバイト代で手に入れたカメラを手に、
気心の知れた友人と緑の中を歩く時間が、
彼女にとって心のリセットボタンだ。

彼女のもう一つの居場所は、映画館。
子どものころから慣れ親しんだ映画の世界は、
今も彼女の感性の軸を形作っている。
「作品だけじゃなく、その映画を観たときに訪れた映画館のことも
記憶に残っているんです。匂い、雰囲気、上映後の空気感……
全部がそのときの“物語”になっている気がして」
都内の名もなき小さなシアターから話題のミニシアターまで、
彼女は映画を追って足を運ぶ。
最近は、気になる映画があれば、その映画館ごと楽しむスタイル。
「この映画はあの劇場で観たいなって、自分の中で勝手にイメージがあるんですよね」

幼い頃から絵を描くことが日常の一部だった。
「小学生のときは、友達と自由帳に漫画を描いて遊んでいました。
外で遊ぶよりも絵を描いて遊ぶのが好きでした」
アニメや漫画は、お母さんやお姉さんの影響で
自然と身近にあって、大人になった今も大好き。
「好きな作品の舞台になった場所に行ってみたりするんです。
実際にその場所に立つと、作品の世界が少し身近に感じられるし、新しい発見もあって」

そんな彼女を夢中にさせている、もう一つの「没頭」が「高校野球」だ。
きっかけは好きな野球漫画。
そこからもっと知りたいという思いが芽生え、
夏の地区大会を観てから、一気にのめり込んだ。
「次の年には実際に球場に行くようになって、今では毎年甲子園にも行ってます」

白球を追う球児たちの姿は、彼女の心を深く揺さぶる。
「最後の最後まで諦めずに戦う姿に、毎回感動させられて、
勇気をもらっています。ブラスバンドの演奏や応援団の熱量、
球場全体の空気——そこにいるすべての人が、
ひとつの物語を作っているように感じるんです」

作品に浸る時間、静けさに身を置く時間、歓声のなかにいる時間。
すべてが彼女にとって「自分と向き合う時間」。
好きなものに没頭するという感性を武器に、
彼女は今日も世界の“ひとこま”を、
心のシャッターに収めている。






























杉原亜実とシネマネコ






シネマネコ

かつて青梅にあった3館の映画館。
すべてが廃館になってからおよそ50年ぶりに、
ミニシアターとして復活したのがシネマネコ。
昭和初期に建てられた旧都立繊維試験場を
リノベしたミニシアターとして、
東京で唯一の木造映画館が誕生しました。









シネマネコ



〒198-0044 東京都青梅市西分町3丁目123
青梅織物工業協同組合敷地内

定休日
火曜日 / 開館時間:9時30分
https://cinema-neko.com/

























Special Issue Contents


杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

hocco

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実

杉原亜実






映画、絵、そして高校野球。
好きな世界と向き合う彼女の素顔。






雑多な日常のなかで、
ふと静けさを求めたくなる瞬間がある。
そんなとき、彼女が向かうのは
新宿御苑や昭和記念公園といった、
都心にありながら
自然に包まれることのできる場所。

「人混みにいることも多いので、
休日くらいは静かで安らげる場所に
行きたくなるんです」
学生時代、初めてのアルバイト代で
手に入れたカメラを手に、
気心の知れた友人と緑の中を歩く時間が、
彼女にとって心のリセットボタンだ。

彼女のもう一つの居場所は、映画館。
子どものころから慣れ親しんだ映画の世界は、
今も彼女の感性の軸を形作っている。
「作品だけじゃなく、
その映画を観たときに訪れた映画館のことも
記憶に残っているんです。
匂い、雰囲気、上映後の空気感……
全部がそのときの“物語”になっている気がして」
都内の名もなき小さなシアターから
話題のミニシアターまで、
彼女は映画を追って足を運ぶ。
最近は、気になる映画があれば、
その映画館ごと楽しむスタイル。
「この映画はあの劇場で観たいなって、
自分の中で勝手にイメージがあるんですよね」

幼い頃から絵を描くことが
日常の一部だった。
「小学生のときは、友達と自由帳に
漫画を描いて遊んでいました。
外で遊ぶよりも
絵を描いて遊ぶのが好きでした」
アニメや漫画は、お母さんやお姉さんの
影響で自然と身近にあって、
大人になった今も大好き。
「好きな作品の舞台になった場所に
行ってみたりするんです。
実際にその場所に立つと、
作品の世界が少し身近に感じられるし、
新しい発見もあって」

そんな彼女を夢中にさせている、
もう一つの「没頭」が「高校野球」だ。
きっかけは好きな野球漫画。
そこからもっと知りたいという思いが芽生え、
夏の地区大会を観てから、
一気にのめり込んだ。
「次の年には実際に球場に行くようになって、
今では毎年甲子園にも行ってます」

白球を追う球児たちの姿は、
彼女の心を深く揺さぶる。
「最後の最後まで諦めずに戦う姿に、
毎回感動させられて、
勇気をもらっています。
ブラスバンドの演奏や応援団の熱量、
球場全体の空気——
そこにいるすべての人が、
ひとつの物語を作っているように
感じるんです」

作品に浸る時間、静けさに身を置く時間、
歓声のなかにいる時間。
すべてが彼女にとって
「自分と向き合う時間」。
好きなものに没頭するという感性を武器に、
彼女は今日も世界の“ひとこま”を、
心のシャッターに収めている。
















杉原亜実とシネマネコ






シネマネコ

かつて青梅にあった3館の映画館。
すべてが廃館になってから
およそ50年ぶりに、
ミニシアターとして復活したのが
シネマネコ。
昭和初期に建てられた
旧都立繊維試験場を
リノベしたミニシアターとして、
東京で唯一の木造映画館が
誕生しました。









シネマネコ



〒198-0044
東京都青梅市西分町3丁目123
青梅織物工業協同組合敷地内

定休日
火曜日 / 開館時間:9時30分
https://cinema-neko.com/





















Special Issue Contents